こんにちは、たつ筋です!
今回は
[st-kaiwa2]アルギニンやシトルリンについて調べると、必ずと言っていいほど、セットでこの成分が出てくるけどどっちがいいの?違いはあるの?分かりやすく説明してる記事ないかなー?[/st-kaiwa2]
こんな疑問に答えます。
この記事を書いている僕は、筋トレ歴10年。食事を意識し始めたのは15歳の頃で25歳までの間に筋肉も含め、+30kg増量し、肉体改造に成功しています。
類似する効果がある成分。2つの違いについて。

- 疲労回復
- 成長ホルモンの合成を促進
- 免疫力向上
- 血流促進
- 性機能を正常に維持
- アンモニアの解毒
- 冷え・むくみの予防
- 筋力増強をサポート
- 疲労回復
- 精力増強
- 持久力や集中力を向上
この類似する効果がある成分の違いは何なのか!?
1つ目は代謝経路
シトルリンとアルギニンを
口から摂取した場合には体内での代謝経路が異なります。
アルギニンを口から摂取した場合、
腸管にて約40%が代謝され、残りは肝臓に運ばれます。
それに対してシトルリンを口から摂取した場合、
腸管から吸収されて肝臓には運ばれず、大部分は腎臓に運ばれます。
腎臓に運ばれたシトルリンは
そこでアルギニンに変換されて、全身に供給されます。
2つ目は吸収率
アルギニンとシトルリンの違いにはもう1つ、吸収率が挙げられます。
アルギニンは
吸収率が悪く、摂取しても6割以上が失われてしまいます。
それに対し、シトルリンは
ほとんど損失がありません。
以上の点で考えると、
シトルリンを単体で摂取した方が無駄のないように見えます。
しかし、
シトルリンはアルギニンとお互いに反応し合って体内の一酸化炭素濃度を高めます!
なので、
体内にシトルリンが増加することにより、アルギニンも増加し、
結果、お互いに相乗効果を生み出し、血管が拡張し、運動パフォーマンスを向上することができます。
実際に、アルギニンやシトルリンをそれぞれ単体で摂った場合、血中のアルギニン濃度のピークは約2時間後です。
そして、ピーク時でもアルギニン濃度は通常時の3.5倍までしか上昇しません。
しかし、アルギニンとシトルリンを一緒に摂取すると、たった30分で4.5倍まで達します。
つまり、単体でとる場合とアルギニンとシトルリンを一緒に摂取する場合を比較すると、アルギニンとシトルリンを一緒に摂取するほうが、ピークに到達するスピードは4倍速くなり、30分後の血中のアルギニン濃度は2倍になるのです。
アルギニンとシトルリンは同時に摂取するのがオススメ
アルギニンとシトルリンはそれぞれ相乗効果を持っています。
そのため、この2つは、
同時に摂取するのがオススメです。
シトルリンは、人間の体内でアルギニンへと転換されるため、シトルリンを摂取することでアルギニンを増やすことができます。
ですが、シトルリン単体を摂取してれば良いということではなく、
アルギニンとシトルリンにはそれぞれ相乗効果があって、その2つを同時に摂取する事でメリットが得られます。
そして、
その2つをバランス良く摂り入れる事が重要です。
オススメの摂取比はアルギニン対シトルリン1対1、またはか2~3対と言われ、アルギニンの1日の目安の摂取量は、2000~4000㎎とされていますが、目的によっても変わってきます。
一方のシトルリンの目安となる摂取量は800㎎とされています。
アルギニンとシトルリン配合サプリの2つの配合量の多くは、筋トレで筋肉を大きくするためには、1対1で、精力アップをサポートするサプリなんかは1対2~3の配合量が多いです。
アルギニンは摂取目安量が多めですが、アルギニン単体で摂取する場合、アルカリ性になってしまうため胃に負担をかけてしまうので注意が必要です。
アルギニンとシトルリンの相乗効果
アルギニンとシトルリンにはそれぞれ深い関係があります。
どちらもそれぞれ紹介したように効能があるのですが、お互いに体内で変換しますが、どちらか一方を摂取してれば良いというものでもありません。
同時に摂取することで相加相乗効果が生まれ、それぞれ単体で摂取するより有効だと覚えておきましょう。
アルギニン、シトルリンそれぞれの詳細はこちら
関連記事»トレーニーが積極的に摂取している「アルギニン」について効果、摂取タイミング、オススメ【まとめ】
関連記事»トレーニーがよく摂取している「シトルリン」について効果や摂取の仕方、タイミング【まとめ】
という訳で今回は以上となります。
アルギニンとシトルリンの違いが気になる方、
困っていた方はぜひ参考にしてみてください!


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